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iPhoneがリンゴループになる原因と対処法について詳しく解説!

投稿日:2022年6月6日 更新日:

突然リンゴループになると皆さん焦ってしまいます。間違った行動をしてしまうとiPhoneが使えなくなったり、中に入っているデータが消えてしまいます。iPhoneが無事に動き内部のデータが損なわれないよう、自分で出来る正しい対処法を説明しています。ただリンゴループはシステムかハードウェアの不具合や故障によって起きる現象で、ハードウェアが原因の場合、修理店での修理が必要となりますが、どのような修理があるのか詳しく解説しています。最後にリンゴループに対する予防策も説明しているので、最後までしっかり読んでください。

リンゴループとは? 

iPhoneが正常起動できずにいる現象のことです。再起動やシャットダウンを繰り返しなんとか起動しようとしますが、それ以上進まない状態です。バッテリーの消耗も激しくいずれ起動しなくなります。ちなみに、Apple社のロゴであるリンゴのマークが常時点灯か点滅しているため、Apple社のHPではAppleロゴと明記していますが、一般的にはリンゴリープと言われてます。

リンゴループになる主な原因 

システムの不具合 

iPhoneを動かすためのiOSと呼ばれるシステムの不具合や、インストールしたアプリケーションの不具合などが起きているためです。 

ストレージ容量の限界

iPhoneは自身の端末内にデータを保管する場所があります。その中に写真、動画、アプリケーション、システムなどが入っていますが、購入する際にその容量を選択できます。例えばiPhone7は32G、128G、256G、iPhoneXは64G、128G、256Gの種類があります。それ以上のデータを保管することは出来ないため、それ以上のデータを入れてしまうとリンゴループになります。 

通信速度・通信量の品質

自宅や職場などでWi-Fiに繋げてiPhoneを使用している方は多いと思いますが、そこのWi-Fiに多くの人と共有してしまうと割り与えられる通信量は少なくなります。通信速度が遅くなったり、突然Wi-Fiから離脱することがあり、そのためうまくダウンロードできずシステムの不具合を起こすことがあります。 とくに公共やフリースポットのWi-Fiでは通信の速度・量が極端に悪くなります。

ハードウェアの故障、劣化

iPhoneは様々な部品で構成されています。その部品は全て基板で管理されていて、部品に不具合、故障、劣化があった場合、このような現象となります。バッテリー、パネル、ライトニング、Face ID、ホームボタン、近接ユニット、アウトカメラ等が対象となります。 

様々な原因による基板故障 

落下、衝撃、水没、長時間の使用などで基板故障することがあります。発熱することもあり、基板修理が必要となります。この段階でデータが失われている場合もあり、深刻な状態となります。 

①〜③まではシステムの問題となります。④、⑤は物理的な修理が必要となり、修理店探しが必要となります。 

リンゴループに対する自己対処法 

リンゴループになった場合、自分で出来ることを説明しますので行ってみてください。パソコンを持っていなかったり、時間のない方、電子デバイスに疎い方は次の章を読んでください。 

バッテリー放電をしてみる

リンゴループになった場合、再起動やシャットダウンを繰り返すので、放っておくとバッテリーが枯渇し起動できなくなります。簡易的ですが放電出来た状態になりますので、その後電源ケーブルに繋いで起動させてみてください。確率は低いですが無事起動する場合があります。

強制再起動をしてみる

強制再起動を行うことでiPhoneが無事に起動する場合があります。

iPhoneSE(初代)までの機種:ホームボタンとスリープボタンを同時長押し
iPhone7、7P:音量下げるボタンとスリープボタンを同時長押し
iPhone8以降:音量上げるボタンを押す→下げるボタンを押す→スリープボタンを長押し

それぞれ7、8秒ほど押し続けて離すと再起動となりますが、そのまま押し続けるとシャットダウンとなりますので間違わないでください。 

SIMカードの抜き差しをしてみる

SIMカードの抜き差しは、SIMピンかゼムクリップを使い脱着します。確率は低いですが無事起動する場合があります。 

セーフモードで起動してみる 

リンゴループの時、セーフモードという状態でiPhoneを起動することができます。起動システムのみ入っている、まっさらなiPhoneのモードに切り替えて使用できるかを確認します。もしこの時にiPhoneが起動した場合、過去にインストールしたアプリケーションが原因となります。ちなみにモード切り替えなので、この段階でデータがなくなることはないといわれてますが、Apple社の公式のHPにはこの記載がありませんのでおすすめはしません。 

iTunesに接続して同期してみる

システムやハードウェアの不具合とか故障によるリンゴループになった場合、通常の同期やアップデートはできません。iPhoneをパソコンに接続してもマウント(利用可能な状態にする)出来ないはずです。次のリカバリーモードを試してみてください。

リカバリーモードでiTunesに接続してみる

通常の同期やアップデートでiPhoneを正常起動できなかった場合は、リカバリーモードからのアップデートを試します。ライトニングケーブルをiPhoneに接続し、強制再起動を行うとリカバリーモードにすることができます。リカバリーモードの場合、アップデートと復元がありますが、データ優先の場合はアップデートを選択し、初期化されてもかまわない場合は復元を選択してください。

最後は初期化をしてみる

アップデートを行ってもiPhoneが通常起動できない場合があります。深刻なシステム障害によるもので、その場合は先ほどの復元を行いiPhoneの初期化を行う必要があります。初期化を行うとまっさらなiPhoneとなり、iCloudかiTunesのバックアップから復元することになります。もしバックアップがない場合、データのないiPhoneとして使用することになります。 この初期化はアクティベーションロックがかかっていますので、復元の際にAppleIDとパスワードで一度ロックの解除を行う必要もあります。 

自己解決出来ない場合は修理店へ 

自己解決法はあくまでシステムの障害に対する記述となりますので、ハードウェアの故障や不具合の場合は、修理店での修理が必要となります。いくつかの原因に対する修理内容を説明します。

液晶パネル交換修理

液晶パネルが割れていたり、液晶不良を起こしていなくても液晶パネルと基板をつなぐコネクタやケーブルに損傷がある場合や、液晶パネルが剥離してしまっている場合は、リンゴループになる可能性があります。液晶パネルを仮付けし動作に問題なければ、液晶パネルの交換修理で直ります。落下、衝撃、水没が原因となります。

バッテリー交換修理

容量があまりにも低かったり、膨張、硬化などでバッテリーの状態が悪い場合もリンゴループとなる可能性があります。新品バッテリーを仮付けし動作に問題がなければ、バッテリー交換で直ります。落下、水没、長期間の使用、温度や気圧が極端に変わるなどが原因となります。

近接センサーユニット交換修理

近接センサーユニットは、耳で相手の声が聞こえるスピーカー、通話中顔を近づけると画面が暗くなる機能、iPhoneX移行に機種に搭載されているFACE IDの機能、フロントカメラなどがユニットとなってます。この機能が故障するとリンゴループになる可能性があります。このユニットを仮付けし動作に問題がなければ、ユニット交換で直ります。落下や水没が原因で故障することが多いです。iPhoneX以降の修理の場合はFACE IDを使うことはできなくなります。

リアカメラ交換修理

リアカメラ故障でのリンゴループも可能性があります。新品のカメラを取り付け動作に問題がなければリアカメラの交換修理で直ります。落下、水没、経年劣化によるカメラの故障が多く、なかなか原因として見つけるのが困難です。カメラから異音が鳴っていたり、突然カメラが使えなくなったときには早めの交換が必要となります。

ライトニング交換修理

充電、マイク、スピーカー、Wi-Fi、Bluetooth、バイブ機能がユニットになった部品とのことをライトニングコネクタといいます。これらが利用不可になった場合リンゴループになる可能性があります。仮のライトニングを取り付け、動作に問題がなければライトニングの交換修理で直ります。落下、水没などで充電不良を起こすとリンゴループになる可能性があります。

各ボタン交換修理

主にiPhoneのホームボタンの故障でリンゴループになる可能性があります。液晶パネルのケーブルやコネクタの故障と似ているので、正しい判断することが必要となります。液晶パネルに異常がなく、ホームボタンの故障であれば新品のホームボタンを仮付けし、動作に問題がなければ交換修理となります。落下や水没が原因となります。指紋認証が搭載されたシリーズはこの修理で指紋認証を使うことはできなくなります。

基板修理

上記の6つのハードウェア故障以外に基板故障があります。基板故障もリンゴループになる可能性がありますが、基板は取り替えが効かないので二つの方法で修理を行います。水没が原因の場合、超音波洗浄機を使って基板洗浄をおこないます。無事起動した場合はほかに故障している部品のチェックをし、交換修理を行います。水没以外の場合は基板のなかのチップが損傷を受けているため、基板修理が必要となります。

リンゴループに対する予防策 

iCloudやiTunesでバックアップすること

iPhoneの初期化が必要な修理の場合、バックアップがなければデータは戻ってきません。もし初期化となっても大丈夫なように日ごろからiPhoneのバックアップを取りましょう。方法はiCloudとiTunesの二つがあります。iCloudはクラウド内へバックアップするのに対し、iTunesはパソコン内にバックアップすることになります。 

ストレージ容量を確かめること

「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」でiPhoneのストレージ状況を確かめることができ、どのデータがどれだけ入っているのかがわかります。このなかで実は厄介なのがシステムデータです。これはキャッシュ、ログ、使用中のシステムのリソースを含むものですが、多い方で20G以上入っている場合があります。ストレージが32Gや64Gだと、容量がかなり圧迫されるので減らす必要があります。再起動をして減らすことが出来る場合もありますが、おすすめは初期化をすることです。もちろんその前にiCloudやiTunesでのバックアップが前提となりますので、いきなり初期化はしないよう気を付けてください。

自宅、職場などのWi-Fi環境の見直しをすること

Wi-Fiが重たい、遅いと感じることはありますか?もしかすると契約している自宅のネット回線やモデムやルーターに問題がある場合もあります。ネット回線の品質が低いことでダウンロードエラーなどが起きる場合もありますので、2、3年に一度は機器の交換や、契約しているサービス内容を見直すことも大事です。 

自動アップデートをOFFにすること

iPhoneのストレージ容量が少ないときや、Wi-Fiの回線速度に不安があるとき、自動アップデートを行うとリンゴループになる危険性があるので、そのときはオフにしてください。 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」→「iOSアップデートをダウンロード」をオフにします。さらに「一般」→「Appのバックグラウンド更新」をオフにします。更新したいときは、容量の余裕がある場合手動でアップデートを行います。 

iPhoneを大事に扱うこと

FaceIDが使えなくなった、突然シャットダウンした、iPhoneが動かなくなった、といことは通常使用ではありえないことです。落としたり、ぶつけたり、水没させたりなど、iPhoneにとって故障しやすい行動をしていませんか?頑丈なケースに入れて保護フィルムを張っていても、iPhoneを1mの高さから落とした時の衝撃はトラブルを引き起こす原因となります。当たり前の話ですが、iPhoneはノートパソコンやテレビと同じように精密機械です。支払いがもう少しで終わるから買い替えするとか、保険に入ってるから壊しても安心、などと思わず、大事にiPhoneを扱ってください。

まとめ

リンゴループは自分で解決できる場合と、修理店に任せるしかない場合があります。自分で解決できる場合でも、iCloudやiTunesを理解しておく必要もあり、とても自分では出来ないという方も多いです。 そんな時は修理店をかかりつけ医として、普段からメンテナンスやバックアップのお願いをしてください。iPhoneが突然リンゴループになっても、対応してくれるので安心です。グーグルの口コミなどで評価の高いところや、駅から近い、人通りの多いところ、商業施設のなか、など安心して来店できるところを探してみてください。 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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